春分の日が毎年日にちが違うのはなぜ?

もうすぐ春分の日ですね!
春分の日は、みなさん何をしますか?
お墓参りに行ったり、ぼた餅を食べたりする、という方も多いのではないでしょうか?

では、なぜ春分の日にお墓参りしたり、ぼた餅を食べるのかご存知ですか?また、春分の日は、日にちが固定されていないのはなぜでしょう。今回は、そんな疑問を解くべく、春分の日についてご説明したいと思います。

どうして日にちが固定されていないの?

なぜ春分の日は固定されていないの?
今年の春分の日は、3月20日。去年と一昨年は、3月21日。でも一昨々年は3月20日。微妙に日にちが変わっていますね。

どうして、日にちが微妙に変わるんだろう?

その謎は、春分の日の定義を紐解くとわかります。

春分の日の定義は、「太陽が春分点を通る日」。地球からみて、太陽が春分点という地点を通る日を春分の日としているのです。この日は、太陽が真東から昇り真西に沈みます。

そして、この春分の日が、年によってかわるのは、地球の公転スピードが365日と約6時間であることに起因しています。365日なら毎年同じ時間に地球からみて太陽は同じ位置にあることになるのですが、約6時間という端数があることにより、微妙にズレが生じてしまうのです。

4年に一度うるう年があるのも、この端数の調整をしているからなんですよ!

春分の日は、国立天文台が毎年2月に、翌年の春分の日の日程を公表することになっています。

ちなみに、「国民の祝日に関する法律」によると、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日だとされています。古来の人々、この日に春の訪れを祝っていたので、その考えが受け継がれていると言えますね!

どうしてお墓参りに行くの?

お墓参り

春分の日と秋分の日は、お彼岸のイメージがありますよね。でも、お彼岸って何?どうしてお墓参りに行くの?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな疑問にお答えします!

まず「お彼岸」について確認しましょう。「彼岸(ひがん)」とは仏教用語で、「涅槃の地」「悟りの境地」という意味。対語は「此岸(しがん)」になります。「あの世」「この世」という言葉を使えば、「彼岸ーあの世」で「此岸ーこの世」となります。

そして、仏教では、「彼岸」は西に「此岸」は東にあるとされていて、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分の日と秋分の日は、「彼岸」にいる人々への思いが一番通じやすいとされています。

だから、春分の日と秋分の日に、ご先祖様への弔いをするお墓参りの習慣が生まれたのです。

どうしてぼた餅を食べるの?

ぼた餅
私は、子供のとき、春分の日にぼた餅が食べられることが楽しみでした。でも、よく考えてみると、どうしてぼた餅を食べるのかわからない!

ということで、ここでは、春分の日にぼた餅を食べられるようになった理由をご紹介します。

春分の日にぼた餅が食べられるようになった理由は、ぼた餅の原料である小豆の色に着目するとわかります。

みなさんご存知のように小豆は赤色をしていますよね。この赤色は、魔除けの色。つまり、邪気を払う赤色をしたぼた餅は、ご先祖様への供養をするのにはぴったりというわけです。

また、ぼた餅が春分の日に食べられるようになったのは、江戸時代のことなのですが、その当時は、砂糖は今では想像できないほど高級品。ぼた餅にはたくさんの砂糖が使われていますが、このことを考えても、ぼた餅は、ご先祖様への供養の品としてぴったりなのです。普段は食べられないような、高級品の砂糖を使うことで、ご先祖様への気持ちをしっかりと込めていると言えます。

そんな意味の込められたぼた餅を、ご先祖様からのおこぼれとしていただけるなんて、幸せですね!

なお、「ぼた餅」と「おはぎ」については、以前もご紹介していますので、ご参考にしてくださいね(「ぼたもちとおはぎの違いを知ると面白い」)。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
「春分の日」っておもしろい!そう思っていただけたら幸いです。

私は、今年の春分の日は、ぼた餅に込められた意味を考えて、ぼた餅を食べたいと思います!みなさんも、春分の日を楽しんでくださいね〜。

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