大根役者の語源の由来が面白い

大根

「大根役者」という言葉を聞いたことがあると思います。演技の下手な役者に対して言う蔑称ですから、あまりいい意味ではないですよね。でもどうして「大根役者」というのでしょう…?
今回はそんな素朴な疑問を一緒に解消していきましょう!

誕生は江戸時代

江戸時代

「大根役者」という言葉が生まれたのは、江戸時代のことです。日本の民衆演劇として愛される歌舞伎で、舞台上の俳優に向かって悪態をつく場面で使用されたとのこと。現在では歌舞伎にかぎらず、上手でない演技をする人に対して使われていますね。

ちなみに、似たような意味の言葉が英語にもあるそう。[Ham actor](ハム役者)というと、下手な芝居をする人を指すそうです。日本語で大根のところが、英語ではハム。なんだか面白いですよね。

どうして「大根」?

大根

家庭料理に欠かせず、とても美味しい食材の大根なのに、どうしてそんな意味を持つのでしょう?調べてみたところ、「大根役者」といわれるようになった由来には諸説あり、正確な理由はわかっていないようです。
さて、今回はその中から「なるほど!」と思うものをご紹介していきます。みなさんは読みながら、どれが一番納得がいくか、考えてみてくださいね!

大根は「食あたり」しないから

大根の煮物

まずは大根の特長にかけたとする説からご紹介。大根は実にいろいろな料理に使われ、調理方法もさまざまですよね。どんな料理に入っていても、大根は消化が良いのが特長。大根による「食あたり」は、めったにないことだと思います。
そして役者の芝居が高評価を得、人気が出ることを「あたる」と言いますが、人気の出ない「あたらない」役者は、食あたりのない=「あたらない」大根と同じ。ということで、大根役者というようになったとする説があります。

「大根おろし」から

大根おろし

ある役者をその配役から外すことを「おろす」と言いますよね。この「おろす」という言葉が、大根おろしを想像させたのでしょうか。ともに「おろされる」存在である下手な役者と大根。厳しい演劇界の裏側が伺えますね…

大根は白いから

大根

大根の美しい白も、大根役者と言われるようになった理由かもしれません。単純に「素人(しろうと)」の「しろ」という音にかけたとする説、下手な役者が場を「しらけさせる」の「しら」にかけたとする説も有力です。
また、演技の下手な役者ほど白粉(おしろい)をたくさん塗ってごまかそうとするイメージから、大根のように白い顔をした役者=下手な役者と捉えられたという説も面白いと思いました。

「ダイコウ」がなまって「ダイコン」に?

疑問

役者の付き人や予備の役者を、当時は「ダイコウ」といったそうです。彼らはなかなかメインの役者になることができない、演技の上手でない役者たちでした。その「ダイコウ」がなまって、「ダイコン」になったという説もあります。これは個人的にはあまり納得がいかないのですが、みなさんはどうですか?

馬の足に似ているから

馬

下手な演技の役者は、人間の役をやらせてもらえません…最初は馬の足の役から下積みをしたようです。そんな馬の足が大根に似ていたため、いつまでも馬の足の役しかやらせてもらえない役者を大根役者と呼ぶようになったという説です。こちらも随分厳しい説ですが、納得できるような気もします…

まとめ

以上が「大根役者」の主な語源です。たくさんありましたが、お気に入りはどの説でしょうか?

どの説にしても、厳しい役者の世界がイメージできますね。大根も気の毒な気がしますが、そんな大根は体にとても良いお野菜のひとつです。下手な役者の代名詞になってしまった大根を、やさしい気持ちで味わってあげたいものですね。

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