日本における最大の神話、古事記

空

最近、天皇陛下が生前退位の意向を発表して大々的に取り上げられるということがありました。やはり日本の象徴ですから、少しアクションがあるだけで何かと話題になるものですが、天皇が神格化された背景には何があるのでしょうか。

歴史書なら事実なのでは?

真っ先に挙げられるものに、古事記があります。古事記は日本最古の歴史書で、天地の始まりが描かれています。そこには様々な神々が登場するのですが、その神々の末裔こそが今の天皇だとされています。しかし古事記が編纂されたときには既に天皇がいましたから、古事記で天皇と神について書かれているのは天皇の権威を強調するためでしょう。
なので、古事記は神話の色が強いのです。

人の生死は喧嘩が原因

喧嘩

古事記の序盤に登場する神々に、イザナギとイザナミがいます。イザナギとイザナミは夫婦で、この二人が日本を形成していったとされています。この物語は「国産み」と言われています。国産みの後に、「神産み」という物語が続きます。二人の間から様々な神が生まれるのです。ちなみに、かの有名な3兄弟の神(アマテラス、ツクヨミ、スサノオ)もこの二人の子供たちです。

イザナギとイザナミは国をつくり、神をつくり、順調なように思えましたが、あるときイザナミは火の神を産みます。火の神は体中が炎に包まれていたため、イザナミは産むと同時に炎に焼かれて亡くなってしまいました。悲しんだイザナギはどうにかして生き返らせたいと思い、イザナミを連れ帰るべく死者の世界である黄泉の国まで赴きました。

イザナミに会えたイザナギは、自分と一緒に地上に帰るよう言います。するとイザナミは、「私はもう黄泉の国の食べ物を口にしてしまったので帰ることができません。でも、せっかくあなたが迎えに来てくださったので、黄泉の国の神に相談してみます。」と言います。喜ぶイザナギに、イザナミはさらに続けます。「ただし、相談している間は決して私の姿を見ないでください。」黄泉の国は暗く、イザナギにはイザナミの姿がはっきりとは見えていなかったのです。イザナギは約束を守ると言いました。

しかし、いつまでたっても相談が終わる様子がありません。しびれを切らしたイザナギは、とうとう自分の髪に挿してあった櫛の歯を一本折り、そこに火を灯して辺りを明るくしました。するとそこには、腐りきっておぞましい姿になったイザナミがいたのです。姿を見られたイザナミは「あなたは私に恥をかかせましたね。」と言って激怒します。

イザナギは逃げ出し、イザナミは黄泉の国の魔物たちとともに追いかけます。なんとか逃げ切ったイザナギは、地上と地下をつなぐ場所、千引きの岩で塞いで通れないようにしました。そこへ追いついたイザナミは、悔しさのあまり「あなたの国の人間を、一日に千人殺してやる。」と叫びます。それに対してイザナギは、「それなら私は一日に千五百人が生まれるようにしよう。」と答えました。

こうして、毎日どこかで人が亡くなり、それを上回る人数が生まれるようになったということです。神様同士も喧嘩するんですね。そしてかなり壮絶です・・・。どう考えてもイザナギに非があるように思えますが、もしこのことがなかったら人は不死身だったのでしょうか?想像が膨らみます。

終わりに

神話ですから本当かどうかは定かではありませんが、古事記を読んでみると案外つじつまが合っていることもあって面白いものです。難しい漢字の読みや雑学なども覚えられます。簡単に現代語訳されている本もたくさん出ているので、軽い小説だと思って読んでみるのをお勧めします。

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