花札の歴史。遊びと見せかけて実は…?

花札

カードゲームは世の中に数多あります。

トランプなどは世界中で最もよく知られていてかつよく遊ばれているでしょう。

日本にも独自のカードゲームがいくつかありますね。

花札はその中でも有名です。お正月にみんなでやるという家族もいるようです。

その花札、いつごろできたのでしょうか。

何度もかいくぐって

禁止

花札はカルタの一種です。

カルタは安土桃山時代にポルトガル人宣教師が日本に来た際に伝えたそう。

やがてカルタは武士の間で広まり、特に賭け事に使われるようになっていきました。

それを知った幕府はカルタ賭博の禁止令を出します。

しかしそれくらいではおさまらず、禁止令が出てからもこっそり賭博は行われていました。

表向きは禁止されているので、一見賭博用だとは分からないようにカルタが変えられていったのです。

花札もそんな変化形カルタの一つで、江戸時代に誕生したと言われています。

普通は賭博には数字を使いますが、バレないように数字ではなく絵を使いました。

しかしながらそのうち花札も幕府から禁止されてしまいます。

それが解禁されたのは明治に入ってからです。このとき文明開化によって西洋の様々な文化が入ってきました。

その中にトランプがあり、その影響でカードゲームが大流行。

花札も、遊戯目的なら使用しても良いということになりました。

上流階級や武士だけでなく庶民も遊ぶようになり、花札は最盛期を迎えます。

ところがその後、賭博に使われる可能性のあるカードゲーム類に対して税を課すことになってしまいました。

それが骨牌税(こっぱいぜい)です。

後にトランプ類税と名前を変えて1989年まで存在していました。

この税を収めるのは、使う側ではなく製造側です。

そのためカルタやトランプなどを扱う店の倒産が相次ぎました。そして花札は段々と廃れていったのです。

今では遊び方を知らない方も多くなり、絶滅寸前と言われるまでになってしまいました。

やってみよう

やる気

そこで、今回は花札の遊び方をご紹介します。

花札には遊び方がいくつかあります。代表的なのが「こいこい」というものです。

ローカルルールが多々あるため、その中の一つと考えてください。

こいこい

準備
これは2人で遊びます。まず、じゃんけんなどで親と子を決めます。

そして、ゲームを何回やるかあらかじめ回数を決めておきます。

親になった人は札をよく切り、自分に8枚、子に8枚、場に8枚出します。

自分と子の札は裏向き、場の札は表向きに置きます。

余った札は山として裏向きのまま積んでおきます。

遊び方
花札には絵柄ごとに「月」が設定されています。

自分の手札と場の札を見て、月が一致する札、または同じ花が描かれている札がないか探します。

あったら場の札と自分の札を重ねて、自分のものとして取ることが出来ます。

そして山から1枚ひき、それも一致する札が場にあれば重ねて自分のものに出来ます。

最初から一致する札がなかった場合は自分の手札から1枚場に出し、山から1枚引きます。

一致する札があれば取ることができ、なければその札も場に置きます。

これを親→子の順番で繰り返していきます。

取った札の組み合わせによって「役」をつくります。

1つでも役ができれば上がりを宣言できますが、役には点数があります。

決めた回数ゲームを終えたときの合計点を競うため、できるだけ高い役を揃えます。

一つ役ができても、もっと高い役が作れそうだと思ったら「こいこい」と言ってゲームを続行させることができます。

ただし、こいこいを宣言した後に相手に先に役ができて上がられてしまうと相手には倍の点数がつくことになります。

いつゲームをやめるかによっても結果が変わってくるのです。

花札の「月」と「役」一覧

終わりに

なんとなく難しそうなイメージがあったかもしれませんが、やり方は意外とシンプルでしたね。

役の数も少ないのですぐに覚えられそうです!トランプだけでなくぜひ花札もやってみてください。

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