そうめんと冷や麦の違いは奥が深かった!

今年も暑い夏がやってきましたね。
暑い夏にはそうめんやうどん、そばなどの麺類が活躍しますよね。さっとゆでて、つるつるっと食べられるから、食欲のないときにも重宝される、お役立ち食材です。

今回は、そんなそうめんをはじめ麺類についてご紹介します。

ピンクや緑の麺が入っているのはなんで?

ピンクの素麺

今ではあまり見かけなくなりましたが、時々、ピンクや緑の麺が入っているそうめんや冷や麦を見ますよね。
私は、子どものとき、兄弟と色のついた麺を取り合っていたこともあったのですが(笑)、あれには、ちゃんと実用的な意味を示唆する様々な説があるのです。

例えば、製麺所が乾燥した冷や麦とそうめんの区別をつけるために、目印として「冷や麦」の束に入れていたという説もあれば、本数を数える目安として入れていたという説もあり、また、流し素麺をするときに、最後の玉の目印として色のついた麺を入れていたという説もあります。

どの説を見ても、それなりに実用的な意味があったことが窺えます。しかし、今となってはそれらの実用的な意味は薄れ、彩りのアクセントとして機能しているようです。確かに、白一色の麺より、ピンクや緑の色がついた麺の方が、子どもたちも喜びますよね!

そうめんと冷や麦とうどんの違い

f6f569edef58702e65c9122627f3688f_s

※写真はそうめんです。

これらの違いは、もともとは、製法の違いではっきりと区別がつきました。

「そうめん」は、細く引き延ばし製麺するのに対し、「冷や麦」は、薄くのばした生地を細く切って製麺します。このように製法の面から見て、全く違うものだった「そうめん」と「冷や麦」は、機械性麺が導入されて、両者とも機械で作られるようになったので、新しく、麺の太さによってそれらの違いを規定するようになりました。

日本農林規格(JAS)の規定によると、機械製麺の場合、長径1.3ミリメートル未満が「そうめん」、1.3ミリメートル以上1.7ミリメートル未満が「冷や麦」。太さ1.7ミリメートル以上の麺は、「うどん」。さらに、4.5ミリメートル以上になると「きしめん」となっています。

ただし、手延べの場合だと、また状況が変わります。手延べならば、直径1.7ミリメートル未満は「そうめん」「冷や麦」、それ以上だと「うどん」という分類になるのです。

少しややこしいですが、これは200年の歴史を持つ徳島名産の手延べ「半田そうめん」が直径1.7ミリメートル前後で、それまでのJASの規定によると、「冷や麦」のくくりになり、伝統ある「半田そうめん」を「そうめん」と呼べなくなるおそれがあったため、”手延べの場合”という別規定を定めたと言われています。


いかがでしたか?
そうめんの雑学が少し増えたのではないでしょうか?
今度そうめんを食べるときには、少し思い出してみてくださいね。


nagasaki-01
ナガサキ文様のカップセット

¥3,000

そうめん、冷や麦にぴったりのそば猪口セットはいかがでしょうか。

モダン和食器専門通販サイト「ハレトケ」はこちら>>