萩焼とは土と釉薬の組み合わせによって、いろいろな表情に変化するとても奥深い焼き物です。
真綿のようにぽってりとしたあたたかい白萩釉でつくられた花入の魅力は、なんといっても白い「かいらぎ」に尽きます。かいらぎとは、釉薬が縮れて粒上に盛り上がった部分のこと。赤茶色の土の上から白い釉薬をかけ、その亀裂から見える赤土と作り出す立体的なデザインはなんともユニークです。職人と自然の力で作り上げた花入は、ふたつとして同じ顔のものができないので、あなただけの特別なものになるでしょう。
素朴で力強い白萩花入は、上品な大輪の花、かわいらしいたくさんの小花、どんな花にも合わせられるわき役にも、その存在感がインテリアとしても主役にもなる一品です。ぜひぬくもりある面白い手触りをその手で感じてみてください。
【商品詳細】
木箱:約345×170×165mm(入)
材質:陶器
本体:約φ130×300mm